夏ファッションのアクセントになる、ペインターパンツ、ユーティリティパンツなど、ワイド系のパンツ。
Tシャツとパンツだけで様になる、ボリュームのあるパンツはなにかと重宝します。
数あるワイド系パンツの中から、「色落ちを重視」したワイドデニムのおすすめブランドをピックアップします。
ペインター / ワイドデニムはシーズン限定が多い
まずペインターやワイドなシルエットのデニムは、シーズン限定のコレクションであることが多いです。
そういう事情もあり、おすすめできるのは定番商品として「通年買うことができるデニム」になります。
オアスロウ(orslow)
ヴィンテージを現代的にアップデート。ファッション性を損なわないリプロダクト。
「originality」のある服を吟味しもの創りをする。ワーク・ミリタリーといった多くの人々から愛され支持され続けている定番服をフィルターを通して「slow」にデザインしていく「orslow(オアスロウ)」。
ヴィンテージの手法やディティールを取り入れつつも、現代的なシルエットとデザインを兼ね備えたブランドです。
ペインターパンツ
2007年から定番商品として販売されている、9オンスのデニムを使用したペインターパンツ。
ワンウォッシュから生地感がよく、ヴィンテージレプリカで問題になる「こなれた雰囲気」に仕上げる時間がほとんど要りません。特に暑い季節に穿くパンツなので、柔らかい印象が出るのは大きな利点です。
また程よくテーパードがかかったきれいなシルエットは、ファッションへの取り合わせも良いのでなにかと重宝するパンツです。
U.S.NAVY デニム ユーティリティパンツ
アメリカ海軍の作業着をモチーフに企画。横糸に細目の糸を使い9ozのライトオンスデニムに仕上げ、糸や織機にもこだわり独特な凹凸を生み出しています。
ペインターと同じく9オンスのデニムを使用していますが、穿き心地はこちらの方が軽く、真夏の暑さも苦になりません。
orslow(オアスロウ)の特長
即戦力になるワンウォッシュの風合いとシルエット
雰囲気はあるが、生地が柔らかいのでメリハリのある色落ちは難しい
■公式サイト
https://www.ware-house.co.jp/
夏も近くなってきたということで、薄手のデニムでおすすめなのが「オアスロウ(orslow)」。 ペインターパンツも愛用していますが、ユーティリティデニムはほどよいワーク感で使い勝手がよいパンツです。 オ […]
ペインターパンツ(デニム)好きとして、個人的フラッグシップモデルであるorslow(オアスロウ)。 もっと色落ちのいい状態で撮影しろよと思われそうですが、色落ちが進んだ中古が欲しかったので僕の手元に来 […]
TCBジーンズ
http://tcbjeans.com/tag/seamens より
色落ちだけを取れば、ライトオンスのデニムブランドNO.1
岡山県倉敷市児島にある縫製工場の自社ブランド(ファクトリーブランド)として展開しているTCBジーンズ。 ビンテージと呼ばれる時代の製品を細部にまでこだわり魅力を最大限引き出すモノ作りをしている。
SEAMENS TROUSERS / USN デッキパンツ
TCBが所有する40’sのヴィンテージ、USN DECK PANTSを元に作られた SEAMENS TROUSERS。
自然ムラを使った約10ozデニムを使用。ヴィンテージからシルエットをトレースし、縫製糸も番手や色を一ヵ所づつ拾い上げています。
ハードな着用を想定して縫糸に先染めのグレーの糸を使用。
Carpenter Pants IND
自然なナチュラルムラの米綿を使用した10.5ozのライトオンスセルヴィッチデニム。
横糸にトップのチャコールグレーの糸を打ち込むことで、深みのあるインディゴカラーになっています。
Seamensパンツは色落ち最強
染めが濃く、こなれるまでに時間がかかる。シルエットが当時のものをトレースしているので野暮ったい。
■公式サイト
https://tcbjeans.stores.jp/
Phigvel
武骨さのあるヴィンテージアイテムを程よくソフィスケイト。ファッション性も兼ね備えたアメカジブランド
“New classic(ニュークラッシック)”のブランドコンセプトの下、アメリカンカジュアルやワークウェアをベースとしたアイテムを展開。
それらにパターンや素材、ディテールなどをモディファイしている。
Mil Denim Trousers
M-40タイプ・デニムトラウザー。
新たに製作された10.5ozのオリジナルセルビッチデニム素材を使用。シルエットは若干のテーパードをきかせたスラックスシルエット。クリースを入れて履くとまた違った品のある仕上がりになります。
Mil Denim Fatigue Trousers
M-35 タイプ・デニムファティーグトラウザー。
10.5ozのオリジナルセルビッチデニム素材を使用。
シルエットは横が真っ直ぐなストンとしたワイドストレートシルエット。シンチバックをギュッと絞って履くとまた違うシルエット感を楽しめます。
アメカジブランドの中では洗練されたデザインとシルエット
リプロダクトブランドと比べると、経年変化は少ない
■公式サイト
http://store-phigvelers.com/
バズリクソンズ
1965年創業の衣料メーカー「東洋エンタープライズ株式会社」の軍モノブランド。「東洋エンタープライズ株式会社」は在日米軍相手にスカジャンなどを販売していたことでも有名。
TROUSERS, WORKING, DENIM
第一次大戦中、米陸軍兵はブラウン地のデニムプルオーバーとトラウザースを着用して作業をしていたが、1919年6月からインディゴ地のデニムを採用。トラウザースは1937年に支給され、腰にヨークが存在せずシンチバックの調節ベルトが設けられている。
フロントに2つとバックに2つ、ウォッチポケット1つの計5つポケットの仕様で、これらのディテールはその後の作業用トラウザースやチノトラウザースに継承されて行った。
■公式サイト
https://www.buzzricksons.jp/
SUGAR CANE(シュガーケーン)
1965年創業の衣料メーカー「東洋エンタープライズ株式会社」のメインブランド。アメリカンスタイルのシンボルとも言えるデニム素材を中心とした本場仕込みのワークウエアを作り続けている。
BLUE DENIM WORK PANTS
股上が深めで、ワタリから裾も太めのシルエットを持つ王道のワークパンツ。経糸にロープ染色したインディゴ糸、緯糸にグレー糸を使ってシャトル織機で織り上げた11オンスのブルーデニムを使用。
■公式サイト
https://www.sugarcane.jp/
ボンクラジーンズ(Boncoura)
デザイナーのこだわりを愚直に込めた、愛すべき製品を作るボンクラジーンス
フランス語の「BON COURAGE(ボンクラージュ)」=がんばれと、日本語の「ぼんくら」=信念を貫き、自分を押し通す、愛すべき馬鹿人間。この2つの意味を持たせたブランド「BONCOURA」。
ワークパンツ デニム
米軍のワークパンツより着想を得た、オールマイティに穿きこなせる1本。
ボンクラオリジナルのライトオンスなデニム生地は、重すぎず軽すぎず、シーズンレスで穿きこなせる絶妙な着心地。絶妙なワイドシルエットなので、様々なトップスと組み合わせやすいのも魅力です。
野暮ったさと洗練さが絶妙のバランス
デザイナーズブランドの立ち位置なので、価格が高い
■公式サイト
https://salonboncoura.com/
非リプロダクト ブランド
ヴィンテージリプロダクトのブランドと比べると色落ちは見劣りするかもしれませんが、素材にこだわった新しいシルエットを提案するブランドです。
cal o line(キャルオーライン)バレルペインター
ペインターと5ポケットのディティールを併せ持ったワイドデニムパンツ。
ネップ感の強い生地はヴィンテージ感がありつつも、立体的なシルエットや斬新なパーツが魅力です。
ブルーナボイン ピーターパンツ2号
極限までライトに織り上げながら雰囲気のあるムラ感。デニムらしい存在感をしっかりと持ったセルビッジデニムです。
新しいけれども懐かしい。100年後のビンテージとなって欲しい想いが込められた、ブルーナボインのネオベーシックパンツ。
事前の仕込みが重要
この夏から稼働させるなら、事前に家穿きなどである程度色落ちをしておいた方が、夏のファッションとの相性が良いと思います。
僕がオアスロウを推奨している理由としては、この事前の仕込みに時間がかからないから。
とはいえ、それぞれのデニムに魅力があるので、来年を見据えて暑い季節に家穿きするのも良いかなと思います。
夏も近くなってきたということで、薄手のデニムでおすすめなのが「オアスロウ(orslow)」。ペインターパンツも愛用していますが、ユーティリティデニムはほどよいワーク感で使い勝手がよいパンツです。オアスロウなら[…]
ペインターパンツ(デニム)好きとして、個人的フラッグシップモデルであるorslow(オアスロウ)。もっと色落ちのいい状態で撮影しろよと思われそうですが、色落ちが進んだ中古が欲しかったので僕の手元に来てからはワンウォッシュの状態です。[…]
前回のレポートからあまり穿き込めていませんが、泥で汚したり、デンプン糊でエイジングをして、ちょっと雰囲気も変わってきました。これから稼働が上がる夏前に2回目の記録を付けたいと思います。とにかく色落ちが遅いデニ[…]