大江洋服店 OA01XX(0522)の色落ち・経年変化 vol.02

「大江洋服店さんのOA01XXモデル(0522)」の色落ち・経年変化 vol.02です。

穿き始めてから3年が経ちますが、ここ1年はほとんど着用なし。色落ちの傾向なども見えたので今は気まぐれでたまに穿いています。

大江洋服店 デニム 色落ち

大江洋服店 デニム 色落ち

青味が強く感じられると思いますが、実物はもう少し緑っぽく色合いになります。

大江洋服店 OA01XX-0522の概要

価格:32,560円

発売時期:2022年5月(23年9月から着用)

モデル:OA01XX(フラッグシップモデル)

オンス:13.5oz

特徴:

初代〜3代目を穿いていないのでアレですが、やはり着実に進化を遂げてきたデニム生地の最新版である点です。

今回の生地には1940年代のヴィンテージデニムからヒントを得て、 新たに開発されたO.A04XXを採用。

大江洋服店が開業当時から続けてきたデニム生地の「色」「テクスチャー」へのアプローチとは全く異なるアプローチによって開発されたものになります。
それは「古い書物」「デジタル解析」、 そして大江洋服店の独自開発技術である、経年変化加速装置「タイムマシン」を駆使することで実現したデニム生地になります。

この新たなデニムとこれまでのデニムの違いをはっきりと体感することはなかなか難しいですが、これまでのアプローチでは実現できなかった大きな変化が含まれています

大江洋服店 OA01XX-0522の色落ち

週3回程度の着用で、約2年着用。個人的には一旦仕上がったので、あとはゆっくり色落ちを楽しむフェーズです。

大江さんならでの品の良さを残しつつ、ヴィンテージ感のあるヤれ感が出たところです。

生地はほどよくしっとりとしていて、インディゴの表情もシボやカスカスで荒れている感じではなく、なめらか。ヴィンテージを求めると少し物足りなさはあるものの、何にでも合わせられる万能感があります。

熱狂するような個性はないですが、品の良いクラシックな佇まいは唯一無二かなと。

品が良いといっても、生地には粒立ちもあり、掠れ感もあります。

ただインディゴの発色も含め、うまくまとまっています。

 

少しブラッシングしたこともあり、僕にしてはヒゲはまずまず入っています。

ポケット周辺やバックヨーク周りも本当に絶妙な表情。大江さんの哲学を感じます。

バックヨークのシボ感もこの通り絶妙。穿き込みに応じて徐々に朽ちていくのを感じられます。

ディティール

ボタンの錆は、他のデニムを酸化させている際にビタミンCが飛び火したもの。

ベルトループ、トップボタン周辺のあたりや生地感など、ヴィンテージにかなり近い雰囲気です。

レザーパッチはやや褪色しましたが、オイルは入れてないです。

裾のウネリもまずまず。レプリカブランドの中では、綺麗に出る方だと思います。

感想

しばらく穿いていなかったのですが、久し振りに見返すといいデニムですね。

やはり特筆すべきは、品の良さと全体のまとまりです。

ヴィンテージのような粗野感がありつつも、滑らかさも持ち合わせた生地。インディゴの発色、シルエット。どこを取ってもバランスが良いです。

他のブランドだとシルエットが特定の体型の人にしか合わないサイズバランス、色落ちが早すぎ、凹凸が強すぎる生地など、やはりアメカジブランドはファッションを意識したバランス感に欠けるのですが、大江さんのデニムはその不満がない。

もちろん好みがあるので、これがベストのデニムということにはなりませんが、きっちり設計された大江洋服店の世界観が凝縮された1本だと思います。