Fullcount(フルカウント)1101・1101S 紙パッチ 色落ち – 合格点いただけますか

デニムを主役にしたくない時、さらっと穿けてシルエットが良い。

そんなポジションでレギュラー化しているのが「フルカウント 1101・1101S(紙パッチ)」

USコットンの素朴さと、ナチュラルな色落ちが気にいって現在2本目を育成中です。

穿き込み中の1101。2~3年ほど適当に穿いている。

1101・1101S(紙パッチ)は、1990年代の後半にフルカウントが作っていたUSコットンを使ったモデルで、ジンバブエコットンがまだXXモデルにしか使われていなかった頃のものです。

こちらは中古で購入して5年ぐらいたまに穿いているもの。

赤耳~66後期ぐらいの雰囲気は持っていると思います。

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フルカウント 1101 紙パッチ 色落ち

概要

販売:1997年ぐらい

価格:17,800円

モデル:501Sタイプ

使用されている生地はジンバブエコットンではなく、14オンス程度のUSコットンです。

ゴリゴリの色落ちではないですが、そこが本物っぽいということで、割と評価の高かったモデルです。

また1101Sは確か、どこかのショップ限定で、フルカウントの通常の品番は1101だったと思います。

洗濯頻度

4回穿いたら1回洗っています。

1101(紙パッチ)の色落ち

まずは穿き込み中の1101。

粒立ちが小さい生地感で、USコットンならではのハリがあります。

また特徴的なのはインディゴのくすんだ色感。鮮やかなブルーではなく、リーバイスっぽい色です。

66っぽくバリっと耳を出したいので、糊をつけています。なので悪くない感じだと思います。

縦落ちは控えめ。

状態の良い中古から裾上げをしたことを考えると、撚れもアタリも良い方だと思います。

パッカリングもしっかり出て、自然な感じの色落ちです。

1101S(紙パッチ)の色落ち

そろそろ穿き収めしたい1101S。

雰囲気ありますね。リーバイスとはちょっと違いますが、古着屋においてあったら一瞬は勘違いすると思います。

オリジナルの赤耳のようなバリバリ感はないですが、必要十分。

縦落ち感は今穿き込んでいるものより少ないですね。

こちらの方が洗濯頻度が高く、摩耗が少なかったからでしょうか。

生地はオリジナルよりしなやか。ワイルドなインパクトには欠けますが、品があります。

ベルトループやパッカリングも良い感じに入ってますよ。

感想

発売当時はXXモデルの廉価版という印象が強く、全く気にも留めなかったモデルですが今となってはこの自然さとシンプルさが貴重に思えます。

シルエット的にヒゲは入らないし、無理に入れようとしてもきれいに入らない。
(このモデルの根性ばきしている人できれいなヒゲを見たことがない)

自然なレギュラー的なデニムとして、適当に穿いて洗うが一番かっこよくなりそうな1本です。
(とはいいつつ、多少コントロールしてますが。。)

USコットンではなくジンバブエコットンですが、少し前に発売された紙パッチモデルがシルエット的には同じだと思います。