ヴィンテージ系のリプロダクトブランドのスウェットは、タイトなサイズ感で着丈の短さからどうにも扱いずらい。
手にした時の生地感やパーツは文句なしにカッコいいけど、着疲れするし、着用姿を見るとどうも違うなという方におすすめしたいTwo Moon(トゥームーン)のスウェットです。
Two Moon(トゥームーン) スウェットの特徴
まずは、なめらかで柔らかい生地。
古い織機を使用したスウェットは基本的に柔らかくて、ふっくらしていますが、Two Moonの生地はその中でも柔らかいです。
デニムで例えるなら、ジンバブエコットンを使用したフルカウントです。
着ていて疲れない
軽くて柔らかくて伸縮性があるので、着ていて疲れない。購入直後から肌馴染みが良いです。
特にこのページで取り上げているパーカーは、ラグランなので肩回りへの負担がなく、着ているのを忘れてしまいます。
クオリティが高いスウェットはたくさんありますが、それでもTwo moonに比べると生地は硬い。硬いというか、ハリがあるという方が適切な表現かもしれません。
生地が硬い分シルエットが崩れないメリットはありますが、長時間着用する上でストレスがないのは圧倒的にTwo Moonのスウェットです。
パーツや縫製も素晴らしい
単に疲れない服だけなら、薄手のフリースが最強だと思いますが、Two Moonのスウェットはモノとしての満足感があり、普通のスウェットは比べ物にならないクオリティです。
脇のガゼット。
スリーブ。
三本針による縫製も抜かりなく、美しいです。
ジッパーはユニバーサル製
Two Moonのサイズ感
Two Moonの特徴として、モデルにもよりますが、他のアメカジブランド物より着丈が長いです。
174cm 65kgで42/44(Lサイズ相当)を着用しています。
このスウェットは7年ほど着ていて、ライトウェイトなのでクタっています。
着丈が確保できるので、後ろの腰の浮きもありません。アームもほどよく余裕があり、生地が柔らかいのでストレスがありません。
弱点
もちろん全てにおいて最高のスウェットではないと思います。
生地のなめらかさと柔らかいが故に、着こんでいくと若干たわみができるので、ファッション優先となれば、ハリがある他のブランドの方が良いと思います。
生地がクタって、色が抜けてといった経年変化を楽しむ類のスウェットではないです。
家着と近所外出には最強のスウェット
上記のように弱点はありますが、疲れ知らずの着心地の良さを保ちつつ、モノとしての満足感がある。
また安い部屋着よりはファッション性が高いので、もちろん街着としても十分なクオリティです。
つまりこれを着ていれば、日常のほとんどのシーンは問題ない。
リモートワーク生活には最高で、小旅行時には飛行機などのエアコン対策にも、滞在先での寝間着にも使えますよ。