アサヒ デッキシューズのサイズ感 – 日本人のキャンバス スニーカーの基本はこれで決まり

デッキシューズはここ数年ムーンスターを主力に愛用してきましたが、アサヒのデッキを履くようになってからは完全に勢力交代。

今ではブラック・ネイビー・ホワイトの三色を揃え、もう完全に私の定番となりました。

本記事では、アサヒデッキのサイズ感、ムーンスターから乗り換えた理由などを紹介していきます。

アサヒ(Asahi Deck)とは?

2017年にスタートした「ASAHI DECK(アサヒデッキ)」は、1970年代に流行したアメリカ製キャンバスデッキシューズを元に、アサヒ工場が1980年代に日本人向けに製造していた当時の美しいシェイプを持つラスト(靴型)を採用したデッキシューズです。

デッキシューズ本来のシルエットを追及し、繊細に施されたラバーテープによりラストの造形が活かされ、製造工程は日本国内では希少となったヴァルカナイズド製法(バルカナイズド)を採用しています。

アサヒ(Asahi Deck)のサイズ感

アサヒ デッキシューズのサイズ感の特徴は幅(ワイズ)が広く、甲が高い日本人の足型に合っていること。

もしムーンスター(Moon Star )のスニーカーを履いたことがあるなら、長さと横幅は同じサイズ感で、甲はそれよりも少し高いと思ってもらえればと思います。

日本人の一般的な足型の人には、ナイキやコンバースのスニーカーより0.5cm~1.0cmほど小さいサイズでも違和感なく穿けると思います。

足型は人によって違うので一概にいえないところはありますが、僕が実際に履いているサイズ感はこんな感じです。

僕の足のサイズと形

所謂日本人的な足型で幅(ワイズ)はE。甲は高いです。足の実寸は26.2cmです。

履いているサイズ

・アサヒデッキ 28.0cm 長さは少し余裕あり

・ムーンスター ジムクラッシック 27.5cm ジャスト
・ムーンスター 別注モデル 28.0cm 長さは少し余裕あり
→どちらのサイズでも問題はないですが、少し緩めのフィットが好きなので28.0cmが好みです

・コンバース オールスター/ジャックパーセル  28.0cm(US9.5)ジャスト
・コンバース ワンスター  29.0cm(US10.5)長さ、横幅ともに余ります
→サイズがあれば28.5cm(US10)を選びますが、日本規格のコンバースは28.5cmがない。

・Nike コルテッツ28.0cm(US10)ジャスト
→買い直すなら28.5cmを選びます。

・ニューバランス998 28.0cm(US10)
→やや横幅に余裕あり。27.5cmだとつま先の当たりが気になります。

・VANS ERA 28cm ジャスト
・VANS オーセンティック 29cm 長さは余裕あり・甲の高さジャスト
→VANSのデッキ系シューズはとにかく甲が低いので、最近は大きいサイズ(29.0cm)を履いています。

・Redwing ブーツ 27.5cm
→厚手の靴下を履いて、ほぼジャスト〜少し余裕あり

・ドレスシューズ 27.5cm(US9.5、UK9)
→夏蒸れるのでやや大きめを履いています。

アサヒデッキの着画

着用感としては、同じサイズのナイキやコンバースより0.7cmぐらい大きい感じです。

甲などはもっと絞れますが、きつさを感じない程度に絞って写真ぐらいになります。

アサヒデック サイズ感

 

 

アサヒデッキのキャンバス生地

ムーンスターやコンバースより薄手で、ハリがあります。ここがムーンスターから乗り換えた最大のポイントです。

私が求める理想のキャンバススニーカーは、ビンテージのVANSのオーセンティックのような生地が薄くて、ヨレていく変化があるもの。

アサヒデッキはヨレ感はあまりありませんが、VANSより強度があり、コシがあるのでシルエットが綺麗に出ます。

アサヒデッキのシルエット・履き心地

足を入れた感じは本当にスポッって、感じに綺麗におさまります。

VANSとか日本人の足型からかなり遠いブランドと比べると、雲泥の差です。

クッション性はあまりありませんが、普段使いには十分だと思います。

アサヒデッキの耐久性

生地は厚くありませんが、生地が程よく硬いせいか、履き込んでも品があります。

これがムーンスターであれば、生地が分厚く柔らかいので野暮ったさが出ます。

またムーンスターの記事でも書きましたが、スニーカーを買い替えるタイミング、つまり耐久性の問題はソールの減り方次第。

ムーンスター同様、あまり耐久性は高くありません。
(ジャックパーセルと同じぐらい)

ソールの裏は浅い溝ながらも意外と滑らずに、耐久性があります。

なので、歩き方が綺麗な(前後のソールがあまり削れない人)であればそれなりに長持ちするでしょうが、つま先と踵、ソールと本体の繋ぎ目の方が先に壊れていくと思います。

アサヒデッキの持病

アサヒデッキで唯一不満なのが、座った際に靴が折れる箇所の接着が剥がれること。

自分以外もいくつかアサヒデッキの履き込み記事を見ましたが、同様この部分の接着が剥がれていたので、誰が履いても剥がれるのではないでしょうか。

私的には現在最強のデッキシューズ

軽い、シェイプが綺麗、生地感も最高で、日本人に合ったサイズ感ということで、これを選ばない手はない。といったところです。

ライバルはアナトミカの「WAKOUWA(ワクワ)」ぐらいかなと思いますが、価格が倍以上なので、やはりこれ一択になってしまいます。

 

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