JELADO(ジェラード)のAGE OF LONGING 301XXを購入したので、パーツやサイズ感、着画などをレポりたいと思います。
AGE OF LONGING 301xx
特徴については別記事で紹介しているので、ざっくり特徴を。
つまりオリジナルを究極まで追い求めたデニムで、リプロダクトデニムにありがちなアレンジを加えていないことが特徴です。
301XX 生地
生地は縦糸7番手、緯糸6番手の14オンス。もう少し軽い生地だと思っていたのですが、50年代の501XXがそうだったのでしょう。
生地感はサラッとしていて、ワンウォッシュの状態にしては柔らかいです。
ワンウォッシュ+乾燥機をしただけなので、アタリはほとんどありませんが、LVCなどとは異なり、きちんと線路型のアタリがきっちり出てくれそうです。
究極にオリジナルを再現したということで、もっと凸凹感のないフラットな生地を想像していたのですが、ワンウォッシュの状態でも十分に満足できるクオリティです。
301XXのパーツ
僕はパーツに全くうるさくないのですが、このデニムの作りは、そんな僕も楽しませてくれます。
最大の特徴がヒップ。ポケットの位置ずれまくりです。
再現した個体がたまたまこうだったのでしょうが、そのまま再現しているところが面白い。
ポケット上部のつなぎ目もこの通り。
縫製もポケットの口部分が雑(笑)。いやー中々面白い。
タブも味がなくて、いいですね。
トップボタン。
リベット。
コインポケットに稲妻が走っています。XXは生地を横に使っていると思っていましたが、このモデルは縦に使っています。
股部分の縫製も独特ですね。
ボタンフライの部分ですが、ステッチが頼りない。
耳もややくたり気味で良い雰囲気です。
ワンウォッシュの製品が乾燥機も掛けているので、もうレーザーにムラがあります。
質感もしなやかでいい雰囲気です。
301XXのサイズ感
まず今回購入したサイズが31インチなのですが、実寸は下記になります。
W31 ウエスト 平置き37.2cm レングス 82.5cm 股上 30.7cm ワタリ 29cm 裾幅 19.9cm
・JELADO公式
W31 ウエスト 79cm レングス 83.5cm 股上 30.5cm ワタリ 29cm 裾幅 21cm
採寸方法の違いで差は出ると思いますし、製品誤差もあると思うのですが、ウエストが小さいです。
裾幅は股下オリジナルで先端だけ細いのですが、先端から10cmのところで21.2cmあったので概ね表記通りです。
30インチにしようと思った時もあったのですが、31インチで正解でした。ウエストだけで考えると32インチでも良かったのですが、シルエットは31インチで穿いた方がきれいです。
参考までに、僕が穿いている他のパンツサイズは下記になります。身長174cm、体重65kgの標準体型です。
ウエアハウスは1001で31インチでほどよくゆとりがあり、30インチだと食事の後に座るとちょっときつい。
301XXはウエアハウスの1001より、ウエスト1インチダウンのサイズ感です。
フルカウントは30インチ。リゾルトも30インチで乾燥機かけて、ウエストぱつぱつのサイズ感で穿いています。
301XXのシルエット
まだ裾上げをしていないので、オリジナル丈で内側に織り込んでいます。
太いシルエットを想像していましたが、正面から見ると結構シュッとしています。
横はズドンという感じ。ジャストサイズなのでタワミもほとんどありません。
後ろ見はきれいなラウンドシルエットが出ています。
別カットも。股上30cmあるのでちょっと野暮ったいですが、50年代っぽい雰囲気です。
股上は深いですが、ヒップの幅が狭めで、奥行きある形です。
このバランスは初めてで新鮮です。横から見た時にタワミができないシルエットです。
しかし、ポケットずれていますね。
ソールに高さがあるローファー&ソックス スタイルには微妙ですが、軽めのボリュームのシューズやブーツなら大幅ロールアップもよいかもです。
僕は少しだけ裾上げして、左から2番目の人のバランスで穿こうかなと考えています。