GroundAlls(グランドオールズ)G501XXモデル 色落ち/経年変化レポート

GroundAlls(グランドオールズ)G501XXの色落ち/経年変化レポートです。

こちらは同じグランドオールズの「WW2-SP」と同じ生地を使用した、フラッグシップモデルになります。

グランドオールズ G501XX 色落ち

3〜4インチほど自分には大きい中古品を購入。多少リサイズして、ダボ穿きしようと思っています。

GroundAlls G501XXの概要

発売日:1997~1998年ぐらい
価格:23,800円

1990年から比較的安値でジーンズやスカジャンなど、アメカジ商品を販売していた「シルバーストーン」から生まれたブランド「グランドオールズ」

「G501XX」はフラッグシップモデルのひとつで、「WWⅡ-SP」と同じ生地を使用しています。

グランドオールズのデニムとしては他に「WWⅡ-EP」「R501XX」「XX」がありますが、これらはシルバーストーン寄り(同じ?)の生地になります。

特徴

シルエットは股上が深く、ワタリからずとんとした太いストレート。

生地は14.5オンスほど。凹凸はそれほど強くありません。また生地のコシ、ハリともに弱いので、そのシルエットと相まってメリハリをつけるのが難しいモデルだと思います。

色落ち/経年変化

実物よりインディゴが残っている部分は、少しトーンが落ちましたが、もう少し青っぽい色になります。

ただインディゴが抜けている部分は、もう少し黄色・緑色寄りに傾いた色になります。

バイカーの方が着用していたのか、オイルのような粘着質なものが落ちず残っています。

全体像では90’sのレプリカといった雰囲気に見えましたが、寄りで見るとグランドオールズならでは雰囲気です。

更に寄ると粒立ちが激しい色落ちです。でも引きで見ると割とサラッとした感じに見えるのが不思議です。

コインポケット周りは、程よい色落ち。

とはいえリペアも入っているので、かなり激しい環境で穿いたものだと思われます。

でもグランドオールズって丈夫なんですよね。色落ちもかなり時間がかかりますが。。

日光が反射して光ってますが、TOPボタンは綺麗な状態です。

ところどころでネップの糸が切れて雰囲気を上げてくれます。

裾を引きずって穿いていたのか、裾上げして2ウォッシュぐらいの裾のアタリです。

セルヴィッチの色落ちが少ないので、やはり洗濯をあまりせずに根性穿きを続けて穿いたものかなと思います。

また生地の手触りはザラザラした感じではないですが、織ムラは結構ありますね。

織ムラの中にムラレベルではない糸が走っているのも特徴的です。

バックサイド

赤たぶは良い感じにヤレています。

パッカリングはあまり入っていません。また生地の擦れた感も「WW2-SP」モデルとかなり違います。

ここら辺は洗濯と乾燥の環境。どれだけ生地が擦れたかで変わってくるのですかね。

色落ちが遅い分、穿き方が大きいな影響を与えるんでしょうか。

縦落ちの走り方も「WW2-SP」モデルと結構違います。

皮パッチは白っぽくて、味が出るようなタイプではありません。

感想

「WW2-SP」と同じ生地を使用したモデルなので、似たような色落ちだと思っていましたが、トータルの印象は結構異なります。

また写真で見るとリプロダクト感が強いですが、実物を見るとリーバイスと異なれどビンテージ感はすごいあります。

やっぱりグランドオールズ、いいな。と思わせてくれる1本です。

 

 

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