ウエアハウスがLEEのボーイズモデルをモチーフに作ったデニムの色落ち記録vol.02です。
ボーイズモデルを大人向けのサイズジングで再構築したものなので、純粋なレプリカではありません。オリジナルにどこまで忠実なのか分かりませんが、見所の多いジーンズではあります。
パーツが盛りだくさんなのが特徴で、ここら辺はボーイズモデルということもあって遊びが多いのかなと思います。
ちょっと煩さも感じますが、メリハリが付きづらいLEEモデルにおいては、パーツがアクセントになって気に入っています。
穿き込み期間
あまり穿きこんでいない状態で中古品を購入し、月に1回ほど4~5年に渡って着用していました。
そこから数年間寝かして、タックイン用のデニムとして穿き込み再開。そこから週に1~2回、1年半ほど穿いた状態です。
洗濯頻度
穿き込みを再開してからは、3回穿いたら1度洗っています。ウエストのサイズが大きいこともあり、乾燥機も数回掛けました。
生地の特徴
LEEモデルなので左綾織りです。線落ちもLEEモデルならではですが、一般的なLEEの復刻モデルと比べると凹凸感は強く、リーバイスモデルとリーモデルの間ぐらいの生地感です。
LEEのレプリカは耳のアタリを出すのが難しいですが、このモデルは割と耳のアタリがいい感じに出ます。
別角度から見るとそこそこ線路型でもあります。
このLEEっぽさと、リーバイス感の中途半端さが割と新鮮で、穿いていて楽しいデニムです。
内股もパッカリング中々出ています。
パーツ
大きめのコインポケット。ベルトループのステッチなどアクセントが多いデニムです。
耳はリーバイス風で、薄く平たいLEEとは違います。チェーンステッチのウネりもLEEよりはっきりしていて、生地感が分かってもらえると思います。
今はなき「BLUE&GREY(ブルー&グレー)」ブランドの刺繍ラベル。
ヒップ周りはLEE感が強いですね。
太い番手を使ったステッチと、色を変えた遊び心のマッチングが良いです。
シルエット
股上はやや浅め(66モデルぐらい)で、やや細めのシルエット(101Zより細い)です。
テーパードはそれほどかかっておらず、66のようなラウンドシルエットでもない。
ウエアハウスだとLot.800を少し太くしたようなシルエットです。
感想
洗いの回数が多いのでバキバキではないですが、耳がしっかり出ているので、線落ちのスラッとした色落ちにアクセントが付いていいですね。
ウエアハウスらしい、ちょっと明るいブルーの出方はそれほど好みではないので、ここから土染めして更に洗いをかけて行こうと考え中です。
耳も糊付けして、全体の色が薄いけど、縦落ちと耳のアタリがばちっと入った1本に仕上げようと思います。