Paraboot(パラブーツ)といえば、シャンボードやミカエルが有名ですが、個人的な銘品が「yosemite(ヨセミテ)」です。
トレッキングシューズというと、ごつくて、デザイン的にも素材の切り替えなど、どうしてもファッションというより山登りのギア的な要素が強く出てしまいますが、ヨセミテはスマート。
ファッションにも取り入れやすい1足です。
ヨセミテ(yosemite)とは?
そもそもヨセミテとはなんぞや?というところですが、アメリカ カリフォルニア州にある「ヨセミテ国立公園」のこと。世界自然遺産にも登録されていて、世界中から観光客が訪れるトレイルスポットです。
Paraboot(パラブーツ) yosemite
激しい登山用ではなく、ヨセミテでのトレッキングをイメージした製品ということでしょうか。
スマートな外見ですが、造りはかなりしっかりしていて、軽いアルプス登山ぐらいであれば強度的には全く問題ないと思います。
ちなみにこのモデルは2012年の復刻モデル。2020年にはローカットモデルも合わせて、復刻されているようです。
元々はGalibier(ガリビエール)ブランド
元々はGalibier(ガリビエール)という登山用のシューブランドから発売されていて、若干造りは違いますが、僕はガリビエールブランドの物も履いていました。
パラブーツもガリビエールも、リシャール・ポンヴェール社というシューファクトリーから誕生したブランドであるとのことで、本モデルはパラブーツブランドでの発売になったということでしょう。
YOSEMITEの刻印。足首のホールドなどしっかり造りです。
スエードの質感もよく、耐久性も良さそうです。
補強のラバーも傷が付きにくく、分厚い仕様。
ソールは「JANNU(ジャンヌ)」という、登山靴コレクションの中では最も柔らかい素材が採用されています。登山靴としては履き心地が良いですが、街歩きには少し硬いです。
インソール。丁寧な造りが分かってもらえると思います。
インナーのレザーもやや厚手で、質感も良いです。スペイン製。
サイズ感はUK8 1/2だと思うので、US9相当。ややゆとりのある造りです。
着用した履き姿
アンクルパッドがあるので、少しボリュームは出てしまいますが、それでもカッコいいです。
程よいボリューム感と、シルエットがきれいなのでファッションへの馴染みが良いですね。
やっぱり銘品だなー、今度はガリビエールブランドから復刻を期待しています。