硬派なデニムファンにはあまり好かれていない印象のorslow(オアスロウ)ですが、個人的には今っぽいビンテージ感ということではオアスロウが一番かなと思います。
シルエットがきれいで、ワーク感に土臭さがあまりない。リジットから雰囲気があって、色落ちや経年変化も楽しめる数少ないブランドではないでしょうか。
概要
購入:2012年7月
価格:17,500円
現行モデルと同じ生地だと思いますが、この当時の方がサイズ感が気持ち大きいようです。価格も現在より抑えめでした。
穿き込み期間
春夏の間に週1回5年ほど穿き、それ以降は月に数回着用して、購入から8年ほど経過しました。
洗濯頻度
汚れたら洗う感じですが、大体5回穿いたら洗います。
orslow(オアスロウ)ペインターの生地・色落ち
フラットな生地が多いペインターパンツですが、オアスロウは雰囲気が違い、ザラザラとした凹凸感があり、柔らかい生地です。ネップ感が強く、9オンスと春夏には丁度よい厚さです。
ネップ感を残しながらも、縦落ちが出るきれいな色落ちです。
パーツ
トップボタンは雰囲気のあるorslowオリジナル。
脇のトリプルステッチ部分のアタリがきれいに出ます。
バックポケットにも目立たない程度のステッチが入っています。
シンプルですが、意外といいアクセントになっていますね。
ハンマーループも耳がある仕様。ここら辺の縮みとアタリのコントラストがたまりません。
シルエットとサイズ感
174cm 65kg Mサイズを着用。ウエストは2インチほど余ります。
ロールアップして裾が細くなっていますが、元々テーパードが少し効いています。
ワーク感とストリート感の間ぐらいの感じが出ていますかね。
感想
色落ちがゴリゴリしたインパクトがあるものではないですが、存在感がある生地の雰囲気やシルエットなど、ファッションとしての満足度も併せ持っているので活用頻度は高いです。
また色落ちする前のワンウォッシュの状態でもネップ感と凹凸感があり、ひと味違うペインターだなというのが分かります。
そして何より女子受けがいい!女子がそのパンツいいねと言ってくれる時は、いつもオアスロウのパンツを穿いている時ですね。
シルエットは太いながらもテーパードが効いていますし、生地のオンスが低いのでストンと落ちるきれいなラインが作れます。
アメカジに興味がない人にオススメしたいブランドです。