色落ち重視のデニムの中で一番有名なウエアハウスでさえ、あまり色落ちサンプルを見ないペインターパンツ。
ペインターパンツ好きとしては、なかば宿命感を持って穿き始めたのですが着用期間の割に色落ちしていません。
概要
購入:2017年2月
価格:19,800円
穿き込み期間
移住先のタイで週2回、勤務時に穿いていました。多くの時間は室内での着用になるので、日本の夏に当たるタイで穿いていても劇的に色落ちが早くなることはありません。
洗濯頻度
3回穿いたら洗濯していました。タイで4日目以降となると、室内でじっとしていると、ほのかに匂ってくるのです。
生地の特徴
今までいくつかペインターパンツやARMY系のデニムパンツを穿いてきましたが、生地の硬さは断トツで硬いです。
染めも濃いので、いわゆる手強いやつです。洗濯の回数も多いのでアタリもあまり付いていません。
でも洗濯回数の割に色の残りが濃いです。やはり手強いやつです。
パーツ
個人的にパーツで一番好きなので、このちょこんと置かれたブランドタグです。
トップボタンは「UNION MADE」。パーツにうるさくないのでよく知りません。
サスペンダーボタンの裏です。タイに住んでいることもあり、通勤穿きといえどもジワっと汗をかきますので、凄い錆びています。
洗いの回数も多いので、洗濯時のスレ+汗の効果というところでしょうか。
基本ベルトレスで穿くのでウエスト調整は僕に取って重要なポイントなのですが、このシンチバックは生地が薄い割にしっかり固定ができて、アタリもいい感じ。
ここはかなり好印象なポイントです。
外脇のトリプルステッチと生地感。脇のアタリは硬いですが、色の落ち方は好きな感じです。
生地は硬いですが、夏場に穿く分には涼しいというメリットもあります。
シルエットとサイズ感
174cm 65kg 31インチを着用。バックシンチを最大まで絞って、ウエストジャストです。
腰周りがシュッとした、ウエアハウスらしいシルエット。
テーパードは入っていないので、やや硬派な印象です。
ストンと落ちるシルエットです。男っぽくてカッコいいラインです。
ウエストは気持ち余裕があります。格闘技をしているせいもあり、腰から太ももにかけて普通の人より太いので割とタイトな印象になります。
感想
30’Sあたりのレプリカだと思いますが、腰周りはペインターにしてはタイト目です。
ジャストサイズで穿いていることもあり、あまりペインターらしいシルエットというより、少し硬派なイメージになります。
色落ちが中々進まないし、生地も硬いので気持ちが萎えそうなりますが、色落ちが進んでいる部分を見ると嬉しくて、もうちょっと穿いてみようという気にさせてくれます。
時間はかかりますが、色落ちした時の完成形はかなりカッコよくなりそうです!