穿き込み開始から10ヵ月ほど経過した「ウエアハウス Dead Stock Blue 1001XX 1915年モデル」。
DD(ダックディガー)シリーズとは一味違う色落ちが楽しめる生地で、穿き込みを楽しんでいました。
ただ少しオーバーサイズ&1915年モデルのシルエットが仇となり、メリハリという点ではイマイチ。そこで半ばやけくそ的に自分なりの炭鉱モデルを再現しようと、セルフ色落ちに着手してみましたのでその途中経過です。
ウエアハウス DSB1001XX 1915年
before 1915シリーズとして発売された1915年モデル。
DSBは現在2つの生地が展開されていますが、生地は7.5番手×7.5番手と薄手の方になります。
このモデルの特徴として、天然インディゴ50%配合です。
セルフ炭鉱モデル処理の経緯
1915年モデルは時代的にメリハリが極端なぐらいでちょうど良いモデルだと思いますが、シルエットが太い&オーバーサイズ購入ということで、並みの穿き方をしていてはノッペリな色落ちになります。
またDSBの生地感などはこちらで詳しく書きましたが、ハリはあるけど腰がない生地になります。
ウエアハウス(WareHouse)デッドストックブルー 1001XX(1915年)の色落ち/経変変化レポート1回目です。穿き込み開始から8ヵ月経過しましたが、生地が薄くて太めのシルエット。おまけに週2~3日の着用ということで[…]
流石に太腿のヒゲぐらいは入りますが、細かなアタリは付きづらい生地です。
つまるところ、汚いぐらいの色落ちをさせたいモデルだけど、最もメリハリのある色落ちをさせずらいモデルになります。
僕のようなリモートワークして、根性穿きできない軟弱な着用状態では手強いデニムなのです。
ということで、私なりに色落ちを試みている最中です。
セルフ炭鉱モデル処理のメソッド
炭鉱モデルと大袈裟な言葉を並べましたが、正直大したことはしていません。
- 洗濯用ブラシで擦る(通常時)
- 泥水に浸した洗濯用ブラシで擦る&泥付着
- 1と2を繰り返しながらしばらく着用
- デンプン糊を付ける。
- 2と4を繰り返す
- ボタンを塩水で錆させる
今は②と④を繰り返しています。
こんな感じで雰囲気は出ます。
ウエストはバックシンチで絞って穿こうと考えていたのですが、ヒップにタワミが出て気持ち悪いので縫い付けました。
シンチバックも良い雰囲気です。
線落ちは走っていないですが、荒い点落ちが時代感を醸し出します。
雰囲気 増し増しの状態です。
写真の加工でという訳ではなく、糊を付けているのでインディゴが濃く見えます。
(少し水分を含んでいるような状態)
また糊でハリも出ているので、粒状感が出ています。
泥が付いているのでコントラストが明瞭になり、雰囲気が出ます。
で、これらは洗濯すると無くなります。
なので、糊と泥がついた状態でボロボロに見えるぐらいやって、ちょうど良くなるはず。ということで引き続き育成を進めていきます。