数年に渡り放置していた「ウエアハウスの1001」。
久し振りに見ると耳の出方が強烈で、「すごい色落ちしてんな」と見直し、数か月間気まぐれに穿いてみました。
そこそこメリハリのついた色落ちをしていたのですが、クタるまで穿いた時の色落ちが見たかったので、洗いの頻度を上げて、土で汚したりしてみました。
土エイジングの発端はこれ「デニムの育て方 - 旅編」。汗をかいて、砂埃がある環境でデニムを履き続けていると、古着の匂いがした。これを無理に再現するために、デニムを土で汚してエイジングするというシンプル極まりないお話です。[…]
ウエアハウス(WareHouse)1001の色落ち
全体的に色褪せてメリハリはなくなりましたが、これはしょうがない。
普通に穿いてもメリハリがつくように作られた、リプロダクトブランドの宿命です。
メリハリがつく分、色が薄くなってからの粘りはない。それだけ色落ちがしやすい生地ということです。
生地のアップ
とはいえ、アップで見るとちゃんと生地感は生きています。
土をこすりつけて、汚れを落としきっていないので、白抜けて見えないです。
ステッチも半分ほど抜けました。ここからもう1段階、色落ちするといい雰囲気になりそうです。
耳の出方はいいですね。ちょっと出過ぎな気もしますが。
膝周りの生地はかなり弱って、もう少ししたら小さな穴が開きそうな気配です。
ウエアハウス(WareHouse)1001のシルエット
174cm 65kg でややがっちり体型。31インチを着用。
少し大きかったので、1度だけ乾燥機にかけています。
ちょっと斜めになったせいか太く見えますが、真正面から見るともう少し細身です。
横から見ると太さが分かりやすい。やや太目のストレートです。
ウエストはベルトなしのほぼジャスト。1インチ下げても穿けるかなというフィット感です。
僕の体型だと、ウエアハウスのシルエットはヒップが横に余っちゃいます。
ウエストの周りは削られていて、ヒップが横に大きいので、お尻の大きい女の子が穿いたらすごくいい感じになりそうですね。
思っていたよりイイ!
ここから穿き込んでも、どんどん味がなくなるだろうと思っていたのですが、予想を良い意味で裏切ってくれました。
写真だとほとんど分かりませんが、土で汚している分、白けてないのが効いている気がします。
土エイジング続けながら、もう少し色落ちさせてみたいと思います。但し、洗剤でしっかり洗ったら土がすぐ取れてしまいますので、定着するまで軽く水洗いですよ。(やる人居ないでしょうが)
僕なりのデッドストックオブブルーということで。