シュガーケーン デッドストックの「CONE DENIM」を使用した1967モデル発売!

シュガーケーン(Sugar Cane)より、 デッドストックの「CONE DENIM」を使用した1967年モデルが発売となります。

過去にも数年に一度のペースで、デッドストック生地を使用したモデルを発売してきたシュガーケーンですが、一体どれくらい生地のストックを持っているのでしょう(生地が見つかったら制作している?)。

SC41967US / SUGAR CANE “Made in USA” NOS 14oz. CONE DENIM ZIP FLY JEANS

アメリカで入手したデッドストックの14oz.コーンデニムを使用したジッパーフライモデルをシュガーケーンのアメリカ工場で作製。アメリカの東部市場に向けて開発されたジーンズのため、防縮加工を施した「プリシュランクデニム」を用いたジップフライ仕様。シルエットは膝下がすっきりとしたテーパードラインで、ワークウェアやウエスタンウェアに比べ、ファッション寄りのディテールとなっている。

ジッパーにはコットンテープの42TALONを使用しており、デニムと同様に経年変化を楽しめる。生地巾が28インチのため、アウトシームはヴィンテージではほとんどがロック始末であるのに対し、セルビッジを使用している点も魅力。同じデニム生地を使用したジャケットとセットアップで着用可能。

1967年のプリシュリンク(防縮加工)なので、501ZXXをベースにした505の初期モデルということになるかと思います。

505には細いイメージを持っていましたが、当初はこういったシルエットだったということでしょう。

サイズスペックの詳細は、公式オンラインをご確認ください。

生地感はやはり501XXとは全く別ものですね。

セルビッチの雰囲気もややチープに感じます。織りムラもほどんどないですね。

フラッシャーもややチープで大量生産時代に入った雰囲気を感じます。

■公式オンラインストア
https://store.toyo-enterprise.co.jp/shopdetail/000000001507/

Lot No. SC41944US / SUGAR CANE “Made in USA” 13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS S1944 MODEL

見逃されている方がいるとなので、昨年に1944年モデルが発売されています。

使用している生地はシュガーケーンオリジナルの13oz.デニム。現在では加工して節を作る「ネップヤーン」が主流だが当時の技術に合わせるため、紡績の段階で調整を行い、通常削ぎ落とされる短い綿や屑を残す事に成功。こちらの紡績による7番手のムラ糸を使用しシャトル織機で織り上げた。セルビッジは両端で赤とピンクの2色を使い分けている。経糸のピュアインディゴを染色する際、濃度を上げると通常は赤味を帯びてしまうが、赤味を抑えつつ特濃に仕上げることでヴィンテージの色味を再現した。

 

生地については現状シュガーケーンができる最高峰と思われます。

市場在庫も残りわずかというところなので、欲しい方は早めに抑えた方が良さそうです。