荒々しい色落ちときれいなシルエットで定評の「Boncoura(ボンクラ)」のデニム。
まだまだ新しいブランドと思っていましたが、10周年を迎えます。
ボンクラ10周年は大戦モデルの天然藍仕様
10周年といえば、ドゥニームやウエアハウスなど歴史に残る名作が誕生する記念年。(10周年は気合の入り方が違うのだろうか?)
個人的に否応なく期待高まるボンクラの10周年モデルは、大戦モデルの天然藍(ナチュラルインディゴ)仕様。インディゴを糸の芯まで染める「かせ染め」ではなく、ロープ染めで天然藍だけとは思えないほど、濃く染めています。
(そういえばウエアハウスの10周年も天然藍のロープ染めがありましたね。)
天然藍の染めについて
古から続く伝統と現代の技法の融合
通常天然藍の染めは「かせ染」と呼ばれる技法を用います。
かせ染の場合は人の手で何度も繰り返し染める事により糸に藍の色をのせていきます。
何度も人の手で染める過程で、糸を濃く染めようとすればするほど糸の芯の方まで染まっていきます。かせ染にはかせ染にしかない経年変化は楽しめますが、一方ヒゲなどのアタリは期待できません、デニムの醍醐味である経年変化やアタリを楽しむには、中心の方まで染めてしまうかせ染よりも、ロープ染色の方法がデニム本来の味をより引き出せると考えロープ染色にこだわりました。
(ボンクラHPより)
かせ染の場合は人の手で何度も繰り返し染める事により糸に藍の色をのせていきます。
何度も人の手で染める過程で、糸を濃く染めようとすればするほど糸の芯の方まで染まっていきます。かせ染にはかせ染にしかない経年変化は楽しめますが、一方ヒゲなどのアタリは期待できません、デニムの醍醐味である経年変化やアタリを楽しむには、中心の方まで染めてしまうかせ染よりも、ロープ染色の方法がデニム本来の味をより引き出せると考えロープ染色にこだわりました。
(ボンクラHPより)
妥協なき染め
藍のスクモは合成インディゴと比べ価格が高く、濃く染めれば染めるほどコストが上がります。
さらに藍は純粋なインディゴよりも不純物が多く染まりにくい、そのため何度も何度も染めの工程が入り倍以上染めに手間がかかります。
さらに藍は純粋なインディゴよりも不純物が多く染まりにくい、そのため何度も何度も染めの工程が入り倍以上染めに手間がかかります。
BONCOURAとしては中途半端な濃さのものを作るわけにはいかない。
その妥協なき想い、BONCOURA独自の染め濃度まで近づけるために職人達の協力を得て、何度も試行錯誤を繰り返しやっと納得の行く濃さを実現することが出来ました。
その妥協なき想い、BONCOURA独自の染め濃度まで近づけるために職人達の協力を得て、何度も試行錯誤を繰り返しやっと納得の行く濃さを実現することが出来ました。
すごくきれいな天然藍染めが印象的です。
ちなみにかせ染めにすると、以下の記事のようなかすれた色落ちになります。
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ボンクラの気合を感じる
あまり言っていけない気もしますが、良いお値段です。
作り込みと販売本数を考えると、致し方ないところかなと思います。
踏ん切りがつかない方は、ボンクラさんの気合あふれる動画と勢いで買っちゃいましょう。
▼デニムジャケット
https://salonboncoura.com/?pid=155882128
▼デニムパンツ
https://salonboncoura.com/?pid=156593801
ボンクラ BONCOURAデニムパンツ