LevinScheme(レヴィンスキーム)SS01xxの色落ちレポートvol02です。
中古購入して半年ほど週2~3日のペースで穿き込んだものになります。
生地は柔らかく、コシはあまり強くないのでメリハリはそこそこです。
LevinScheme(レヴィンスキーム)
1996年から茨城県のデルボマーズから3回に渡って販売されたデニム。縫製はウエアハウスが担っていたそうです。
「リーバイス 501XXを最も再現した」というのは、グランドオールズ(シルバーストーン)の代名詞になりつつありますが、ヴィンテージの有識者曰く、このブランドが最もXXに近いとのことです。
生地は柔らかくコシは弱め。リプロダクトの中ではやや軽めの13.75オンス。
生地がかすれ感など、このブランドならでは特徴があります。
LevinScheme(レヴィンスキーム)SS01XX 色落ち/経年変化
前回のレポートからそれほど穿き込んでいませんが、ちょうど色落ちの変化が分かりやすい頃合いなので、結構変化を感じます。
中古購入時の写真を見て、「ウエアハウス?」と感じるかも。と書きましたが、この生地と染めの特徴が出てきて、レヴィンスキーム唯一無二の表情になってきました。
ぱっと見、硬そうな生地に見えますが柔らかい。点落ちと線落ちの混在具合も絶妙です。
本家のXXとまではいかないですが、オーラがありますね。
耳はゴリゴリの線路型ではなく、さらりと自然なラインが走ります。
コインポケット雰囲気で、生地の柔らかさとかすれ感が分かってもらえると思います。
一番生地が擦れるアウトシームの付け根部分。ここだけ見ればもうヴィンテージです。
中古購入時に裾上げしているのにウネりが出ます。穿き込み期間の割によく色落ちしています。
表もなかなかです。
ペンキのステッチもほぼ落ちました。
線落ちの縦糸が、少し太いのがヴィンテージ感を生みますね。
洗濯機についている乾燥機を使ったのですが、がっつり縮んでしまいました。
感想
「リーバイスXXを最も再現した」を改めて再認識できる、いい成長具合です。
穿き心地が軽いので物足りなさを覚えることもありますが、成長をしていく姿を見るのが楽しい1本ですね。
夏の気候でも穿きやすいオンスなので、引き続き穿き込んでいきたいと思います。
一度は穿いてみたいと思っていたグランドオールズ。色落ちが手ごわいデニムなので、色が濃いものを見つけても躊躇していたのですが、なんとか穿けそうなサイズで色落ちの良いものを確保しました。コンディションはまずまず。[…]