このデイパック(リュック)を買ったのは1996年。24年以上前のことになります。
購入当初は日常使い。そしてトータル2年半以上のバックパッカー旅のサブバッグとして、時に日帰り登山のメインバッグとして酷使してきました。
そして時が経てば経つほど、このバッグの凄さを認識していくことになりました。
グレゴリーのバッグとは
バッグのロールスロイスと称されるアウトドアブランド「グレゴリー(Gregory)」。
1977年にアメリカ サンディエゴに「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」社を設立。店裏でバッグ作りをしながら、店頭でヒアリングを続け、マウンテンガイドやアウトドアファンからのフィードバックを基に新しいアイデアを製品作りに活かしてきました。
ウェイン・グレゴリーは、バックパックのフィッティングに重点を置き、人間工学に基づいたデザイン、最高品質へのこだわりに情熱を注いできました。快適な背負い心地、フィット感、耐久性、機能性を常に追求し、グレゴリーのバッグを背負う人を驚かせ続けています。
デイパック(リュック)の耐久性
グレゴリーが「バッグのロールスロイス」と云われる由縁は、つまり壊れないということ。
20年以上使い続けても生地のヘタリも少なく、壊れているパーツもありません。
流石に色褪せてはいます。
水洗いを何度もしたせいで、裏側の生地のコーティングは落ちています。
少し粘着質になる状態は少しの間ありましたが、しばらく使っているとそれも落ち着き今ではサラサラです。
ごついYKK製のジッパー。ジッパーの持ち手もきれいなママで、ジッパー自体も外れたことがありません。
ジッパーに付けられたレザーもきれいです。とても20年物とは思えません。
一番ダメージがある部分。荷物をパンパンに詰めた状態で一番先に当たるのが、この部分だったのでしょう。
腰部分のベルト。劣化して伸びていますが、切れそうにはないのが凄い。
バイクに括り付けたりしているので、ここもかなり酷使しています。
旧ロゴ。といっても、復刻が出ているのでありがたみはありません。
刺繍のほつれがないのに驚くだけです。
まさしく愛着が湧く逸品
購入した時は一生ものにするなんて気概はありませんでしたし、こんなに長く使うなんて想像もしていませんでした。
当時はアメカジの定番アイテムとして、なんとなく購入したこのバッグですが、今となってはこいつと旅をした場所は数知れず、僕の相棒的な存在です。
バッグのロールスロイス。20年経って、この言葉の意味とこのバッグの凄さを認識できました。